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| ”足を責める”へのコメント |
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| [2013/12/17 00:19] URL | vet (自動生成) |
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| 無題 |
このスレにコメントを書いたつもりが間違えてスレッドを立ててしまったようです、すみません。書き直します。一応間違えた方のコメントは消しました。
コメントを書いたら非常に長くなってしまい、コメント、感想というより、自分の考え方の説明的なものになってしまったので、今回はボードの方に書いてみようかと思います。説明文を読むとコメントボードの趣旨ともちょっと違うような気もしますが・・・。
SM行為は一歩間違えれば相手に障害を残す可能性だってあるはず。100%安全とは言い切れない行為です。それを理解して御主人様も奴隷もSMをしているんだと思います。勿論、安全性は充分に考慮して。そしてvetさんは他人のS性、他人への貸し出しやスカトロは好まないけど、そういうS性を持つ人もいる、と否定はしていなかったと思います。
障害を持つ奴隷に苦痛を与えるのは否定されることなのでしょうか。
健常者で肉体的コンプレックスがある場合ならもっと分かりやすいんだと思うんです。身長や体重でコンプレックスを抱いている奴隷の弱点を責める。例えば太っていることに凄くコンプレックスを持っている奴隷ならその気にしている肉を掴んでこのデブめ、と責める受け止め方と、お前は太っているが、それを含めてのお前だと受け止める、特に肉には触れずに。そういう受け止め方の違い。
そして精神的コンプレックス、目に見えないコンプレックスの受け止め方に対してどう答えを出せばいいのか、というお話で。
私が書くと色気が全くないんですけれど。私の受け取り方は間違ってますか？
ただここで障害を持っている奴隷、ということで障害のことに目が行きがちになり、コンプレックスというより障害者のSM、SMにおける障害者の扱い的なニュアンスが含まれてしまう気がします。武彦さんに足りないのは障害者に対する気遣いではなく、障害者と一緒にいる健常者、vetさんたちへの配慮だと思います。
待ち合わせ場所からお店に入るまでに感じた違和感は障害者に気を遣わない健常者の武彦さんに対してですよね？
乗り物で席を譲られても拒否する老人、席を譲らない若者、障害者に気を遣わない健常者。健常者の気遣いを拒否する障害者。もしかしたらそんな人たちに対して、違和感を感じるのではないでしょうか。もしそうであればSM以前の問題です。
少なくても日本人は子供の頃からお年寄り、妊婦、障害者には優しくしましょう、弱者には優しくしましょう。そう教育がされていると思います。それが日本人の道徳、良心、常識になる。そういう思いは大切です。だけど優しさが必ずしも優しさにはなるとは限らないのです。自己満足の優しさは相手の為ではなく自分の為。意識的でも無意識でも、自分は良い行為をしたい為、他者に自分は良い人というアピールの為に優しさを振る舞う人もいます。しない善意よりする偽善。偽善でもいいから善意を行う方がいいと言う人もいます。
だけど優しさがただの傲慢になってしまう場合もあるのです。優しさが残酷な行為になることもあるんです。優しさで傷付く人もいるんです。優しさが差別だと思う人もいるんです。
順子さんの今までの彼氏に対して抱いた”重荷”という意識は、他人の優しさの重さに耐えきれず、自分の障害に対して罪悪感を持ち、順子さん自身がその優しさが重荷だったのではないかと思います。だから武彦さんの足の事を責めるという行為は自分の足に罪悪感や嫌悪感を感じなくて済むことになり、そういったプロセスを経て初めて自分の障害を認められるようになって、更には膝がこうで良かったと思うようになれた、という気持ちに繋がったんだと思います。コンプレックスを自分で克服できるようになるまで引っ張りあげるなんてそうそう出来ることではないと思います。
自慢していいと思います。でも自慢したいのであれば、会話で充分伝えられるのではないかと思うのです。人前で障害部分への加虐を見せるのはS性というより欠損フェチではないかとすら感じました。
それでなくても障害者は差別を受けやすいのですから、もう少し考えて行動して欲しいと個人的に思いました。一度持ったイメージを払拭するのは難しいです。武彦さんの言動で障害者のSMに対して悪い印象を持たれたら、障害者が不幸です。
足に障害があると言っても実際の障害はさまざまです。常時痛みを感じて鎮痛剤を普段から飲む必要がある障害か、神経が既になく足が機能していない障害か、それだけでも障害部分への加虐の意味が変わります。
今回のエントリーは障害者についての話ではなく、コンプレックスの受け入れ方の話で、更にvetさんはその関係を羨ましく思ったとのことで特に障害者をどうこう言っている訳ではないのは分かっているつもりでいるのですが、vetさんと美佳さんが感じた違和感、顔を曇らせてしまうことが、私には少し寂しく感じたのです。
だからつい、このような長いコメントを書きたくなってしまいました。 |
| [2013/12/27 02:01] URL | catsumi | | 編集 |
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| 無題 |
＞catsumiさん
私のあの時の心理状態を、かなり的確に説明してくださってありがとうございます。
catsumiさんが、書いてくださったこと、結構あたっています。
確かに、話だけでいいから、そこまでしなくてもいいから、ということは、最初思いました。というよりも、足が悪いということで、私も、美佳も、彼女のことは、かなり気遣って接していたと思いますが、それを、完全に無視した形で、彼が、責めることには、とても驚かされました。
catsumiさんが書いてくださったように、今回、コンプレックスといっても、障害について書いていますので、障害のある方への対処ということと、それを受け入れる受け入れ方ということと、SMと障害者ということと、そういう話が、一緒に入ってしまった感じはしますよね。論点が、あまりはっきりしない話になってしまったかもしれません。
彼らにとっては、これが普通だったんですよね。なので、主従の世界で、また違う考えの人に出会ったなということを思いました。
それから、コメント欄でのお返事にも書いたのですが、彼らとは、何回か会っていまして、今回、エントリーにしたのは、最初の時の話ですね。一番印象深かったということと、全部の話は、長くなりすぎるので、書けないということで。
なので、彼の説明を後から聞くと、納得していく部分というのも出てきました。
ですから、私の、エントリーの書き方も良くなかったかもしれませんね。
ただ、彼女の笑顔で、違和感が払拭された部分というのは、私も、美佳にもありました。本当に幸せそうに、その責めを受けている姿というのは、この二人にとっては、この関係が本当にいいのだろうなと、羨ましいとさえ思わせてくれるものでしたね。
なので、こういう受け入れ方もあっていいのだろうなと、私は思ったということです。
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| [2013/12/29 00:28] URL | vet | | 編集 |
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